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ニーバン ガズィマール

太平洋戦争で、うるま市出身の佐次田秀順さん(当時28歳)と宮崎健小林市出身の山口静雄さん(当時36歳)の2人の日本兵は、母国の敗戦も知らずに船中、戦後の2年間(昭和20年4月~22年3月)、米軍んお目を逃れて「ニーバンガズィマール」での樹上生活を送った。

厳しかった樹上生活の様子は、真鍋和子著(1991年発刊)の「ぬちどぅたから木の上で暮らした2年間」に記されている。「ニーバンガズィマール」のニーバンとは、ガズィマール(樹木)のある宮城家の屋号である。

 

「木の上の軍隊」というお芝居にもなった実話です。

 

この樹木は、伊江島の住宅街に位置しています。

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